Fiona Macleod フィオナ・マクラウド

(1856-1905)本名ウィリアム・シャープ(William Sharp)。英国スコットランドのグラスゴー生まれ。若い頃からゲール語で語られる民話を聞き集め、1892年に「異教評論」という文化研究誌を自費出版。その後「フィオナ・マクラウド」の女性名で数々の創作作品を発表して、自身は「フィオナ・マクラウドの代理人」と称した。
幻想物語はマクラウドのペンネーム、そしてもう一方で没頭していたオカルト理論についてはシャープの実名という風に使い分けていたのだが、その真相が世間にわかったのは彼の死後であった。
スコットランドにおけるケルト文化復興運動(ケルティック・ルネサンス)をリードした彼はこう語った。「ウェールズのケルトは余裕がある、アイルランドのケルトも楽天的だ。スコットランドのケルトだけが昏(くら)く悲しい...」「ケルトは滅びる。しかし民族の魂は、世代の運命を一手に握ったアングロ=ケルトの人々の心臓と頭の中に生まれ出る」(「ケルト民話集」より)

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